ご寄附へのお礼として工事の様子をご見学いただきました
2024年11月1日
クラウドファンディング「READYFOR」ご寄附のお礼として改修工事の様子をご見学いただきました。
喜多流能楽師、現場監督、設計担当、財団スタッフとともに、能舞台から2階のロビーまで、工事の様子をご見学いただきながら、明治26年に喜多舞台が飯田町に建設されたことから始まる喜多能楽堂の歴史、鏡板を揮毫いただいた江崎孝坪画伯(前田青邨画伯監修)の逸話などもお話しいたしました。
また、見所の二階席よりも近くに設置された足場から舞台の屋根をご覧いただき、屋根は中尊寺金色堂、軒反りは室生寺の五重塔の二層目を倣ったものであることなどをご説明いたしました。本舞台を残したままの改修工事は驚きだったとのことですが、財団スタッフも知らなかった隠し扉などの説明もあり、楽しい時間をお過ごしいただけたようです。