2020年9月6日
喜多能楽堂の鏡板です。
昭和30年喜多能楽堂が再建されたときに鏡板を揮毫したのは江崎孝坪画伯、監修をしたのが昭和を代表する日本画家、前田青邨画伯(昭和30年文化勲章受章)です。 太くせり上がった根元と豊かな枝振りは素朴さと気迫を旨とする喜多流の武士道的芸風にかなった力強さと重厚さを見事に象徴しています。